リサイクル

環境への影響

食用油は日常の食生活の中で、なくてはならない基本的な三大栄養素の1つです。
しかし、使い終わるとベトベトして取り扱いが面倒等のイメージが定着しています。

何気なく流しに捨てた大さじ1杯の廃食用油を、魚が住める濃度(BOD5ppm)まで薄めるには、風呂桶10杯のきれいな水が必要と言われています。
これを避けるには、皿や鍋についた油はふき取ってから洗い、使用済みの揚げ油は古紙等にしみこませて、生ごみとして出す等の処分方法が必要になってきます。
また、直接流しに捨てると家屋内の配水管や下水道、合併浄化槽をつまらせる原因ともなります。

このように廃食用油は、水質汚濁などの環境問題としての対処が重要ですが、さらに一歩進めて環境問題と資源問題が両立するよう考えることも大切な時ではないでしょうか。

下記表は、家庭での処理処分の方法と環境影響をまとめたものです。

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